活動報告

 

2023年

 

2023年1月上旬
年末前の大雪寒波で、倒木被害が島内の至る所で勃発!あるもんで山も被害は小さく済んだものの、せっかく陽の目を浴びた木が倒れてしまった。残念です。赤土道もやはりぐちゃりんこ。
整備に入るタイミングが悪かったですね。
これも学習せねばです。

1月中旬

クラファン発信のタイミングに合わせて、あるもんで山のロゴデザインを最終調整。
こういうのは冬仕事に良いですね。
実は昨年夏にはもう基盤はできておりましたが、なかなか手がつけられず。
当社理事の笹尾君のデザインです。

2月中旬
雨になったり雪になったり晴れてみたり、コロコロ変わる天気に振り回されながらも現場始め。
次の予定が迫ってきてるので、焦る気持ちもわかるのだが、土が乾く季節まで重機移動は避けたい所なのですが。。。悩ましいです。

 


2月中旬
晴れ間を見ながら(全然雨ですが)小屋の基礎土間コンクリの鉄筋打ち。
やっと始まりました。
確認申請があるので間違いなく頑丈に!

2月中旬

あるもんで山に船が来ました!
解体受注から流れて来てくれたもの。

屋形船みたいにして、眠れる船にできたらいいなと思います。誰かやりたい人〜〜!

2月中旬

小屋の近くに作業小屋が欲しいという事で、山の下方にある小屋を移動する事に。
あの急坂を上がるしかない。命懸けになってます。。。

 


2月下旬

解体業者の仲間より「いい材出るぞ〜」とのお声かけあり、現場に下見。
長くて良い柱とおーきな大黒柱!
家はもうすでに傾いていて住めないけれど、やはり解体現場に行くと「もったいないなぁ」といつも感じてしまいます。
建てる技術もなくなって来てるし。

ありがたく頂戴しました。

本当は土壁も欲しかった。。。

 

2月下旬

親方が仕事の合間に、子ども達の遊び場を作りたいと、解体からレスキューされた回り階段を移動設置。ツリークライミングをイメージしている様です。

解体資材は運ばれて来る時はボロボロ。
だけど手を入れると見事に蘇ります。
仕上がりが楽しみです。
★動画はこちら↓
https://youtu.be/TgqLEp_-A9o

2月下旬

やっと晴れ間が続く季節となりつつあり、山ラボの土間基礎コンクリートの打設が完了。
さて、次は建築です!
やっと先が見えて来ました!

★動画はこちら↓
https://youtube.com/shorts/HWIYX3l1RgI?feature=share


2月末
一社の書類を取りに相川(北部)へ向かう道中、風は冷たいですが、春めいた佐渡島の海が綺麗だったのでお裾分け。こちらは地図で言うと左側のくぼみになってる真野湾です。
浮いているのは牡蠣養殖の筏です。

2月末

クラファンの宣伝用のハガキを作りました。
山の説明をしても「一体何がしたいの?」とよく聞かれるのですが、このハガキも同じく、一見では何がしたいのかわからないハガキとなりました!まずは存在を知ってもらうという事で!
山でやりたい事というのは一言で表せるものではなくて。技術や知恵を学ぶと同時に「プロセス=過程」を共有する事」が一番の目的なんです。
だから、言葉での説明も大事だけど、行動してゆくしかないんです。
とにかく、できました!

 

3月初旬

建方1日目。
天気も落ち着き出したので、いよいよ建方です!
平均年齢57歳と高めの現場となっております。
高いところは若い人に〜〜。
梁桁から上は切り込みが間に合わず。。。
餅菓子用意したけど上棟式できんかった。


3月初旬
建方2日目。
建築確認では金具が命!と言っても過言ではないようです。

梁桁より上の束屋根材を待つ間に貫(ぬき)と筋交(すじかい)を入れました。
筋交も指矩(さしがね)一本で細工できる事を覚えました!大工の技術はシンプルで便利で面白いです。

こういう技術が日本にあることを沢山の人に知ってもらいたい!体験して頂きたい!

3月初旬
建方4日目。
ついに屋根まで到達。と思いきや、右側の束の高さがどうやらズレている。。。
古材には割れや捻れが生じているから、図面だけで切込を入れるのはなかなか至難の技です。
現場合わせで即修正。
こんな時こそ昭和世代は燃える!
あるもんで山は、昭和の情熱と平成のクールなアイデアが絡み合う現場を生み出したいのです!

狙うは冷静と情熱の間。

 

3月上旬
建具の選別。
寸法様々な建具を組み合わせるイメージ。

本当は透明なユラユラガラスの戸を付けたいけれど、住宅の玄関戸にはなかなかそれがなく。

商店の戸なら透明なんですけどね。
ご不要の方はご連絡くださいませ!
(山に還元する解体工事も承ります!^o^ /*)


3月中旬
ご近所の新穂地区で志同じくコミュニティスペースを営んでいる「六丸亭」さんよりお声掛け頂き、千葉の鴨川で「小さな地球プロジェクト」として村づくりに長年取り組んでおられる林良樹さんの「あわたびin佐渡講演会」に参加させて頂きました。
企業との関わり方や、場に対する林さんの姿勢から「じっくり腰を据えて取り組む」ということを学ばせて頂きました。

今後のつらなりへの希望が見えました。
ありがとうございました!

六丸亭 https://rokumarutei.jp/

小さな地球プロジェクト
https://small-earth.org/

3月中旬
遊びがてらの作業のお手伝いさん募集の呼びかけに、午前に日本酒バー(?)の準備をされている新穂六丸亭のマスター、午後には講演会でお会いした地域おこし協力隊のお二人とUIターンサポートセンターの大ボスが訪ねて下さいました!

曇り空の中、黙々と作業に集中するお二人。
メディってます!

3月下旬

いよいよ建具の建付準備。

当初、戸を全開にしたくて寸法合わせに都合の良い外付けで計画していたものの、費用と時間の都合で急遽内付に変更。
土台が乗るはずでなかった基礎コンの角を削り修正せねばならず、急遽あるもんで石工に。
石と対峙するのも嫌いではない。
頑なな石が変容するのもいとをかし。
★動画あります↓ただ削ってるだけですけど。
https://youtube.com/shorts/PTpelc8Qwy8?feature=share


3月下旬
荒れ果てた荒野にすみれの花が!!
荒れ散らかせても咲いてくれるんですね。

自然はたくましい。ありがたい。

 

 

4月上旬
自作式コンポストトイレの製作。
現場用の移動式トイレを上にかぶせる計画です。中に入れるのは、この山の土、落ち葉、大鋸屑の予定。

はてさてどうなりますやら。

4月中旬
佐渡の春を知らせる行事「鬼太鼓」。

まだ山には来てもらえませんが、こちらは代表の自宅の鬼太鼓です。
一軒一軒門付けしてくれます。

この季節はあちらこちらの集落で、祭りが繰り広げられています。
集落によって、鬼の舞も様々。
佐渡に来られる時期には最適ですよ!


 

 

4月11日

いよいよ、小屋が完成しました。
横壁は、またいつかのお楽しみで。。。


色んなトラブルが発生しつつも、今となっては楽しい思い出です。
すべて古材でこんな立派な小屋が建てられます。
(金物は一部新品だけれども。)
外壁には柿渋を2回塗り。
時の経過による変化が楽しみです。

お手伝いや差入れに訪ねて下さった皆さん、ありがとう。
職人さん方、私のわがままをいっぱい聞いてくれて、ありがとう。
皆さん、お疲れ様でした。
さて、やっとお茶会を開くことができます!

頭の中は次の任務でいっぱいだけれども。。。笑。


3月中旬

3月中旬

3月中旬